ペーパーアイテム基本マニュアル
招待状作成の基本知識
招待状作成の基本知識
ゲストの手元に届けられる招待状は、お二人がどんな結婚式を行うものかをゲストに予感させる大切なアイテム。
お二人がどんな想いでゲストをお招きになるのかがきっと伝わることでしょう。ムゲットならお二人のイメージ・ストーリーにあった招待状がきっと見つかるはず。
招待状のスケジュール
挙式3ヵ月前 招待客の住所録作成、商品の購入、文面を決める挙式2.5ヵ月前 印刷
挙式2ヵ月前 宛名書き、切手購入、投函
出欠はがきの返信期日
結婚式の40日~30日前の大安(友引)に指定しましょう。文面について
●時候の挨拶
1月 厳寒の候/新春の候/初春の候/うららかな初日の光を仰ぎ2月 向春の候/春めいてきました今日この頃/立春の候
3月 早春の候/春暖の候/浅春の候/ようやく春めいてきましたが
4月 陽春の候/春暖の候/仲春の候/早くも木々の緑が色あざやかになり
5月 新緑の候/風薫る今日この頃/薫風の候/若葉の候
6月 初夏の候/青葉の候/梅雨明けが待たれる今日この頃/さわやかな初夏となり
7月 盛夏の候/仲夏の候/日ごとに暑さが増してまいりましたが
8月 残暑の候/晩夏の候/朝夕に涼風が立ちはじめる頃となり
9月 新涼の候/初秋の候/日増しに秋に深まり/虫の音に秋の訪れを感じる頃
10月 秋冷の候/仲秋の候/紅葉の候/木々の葉も日ごとに色づいてきましたが
11月 晩秋の候/深秋の候/向寒の候/日増しに寒さが加わってまいりましたが
12月 初冬の候/寒冷の候/師走の候/寒気厳しきおり
●頭語・結語
冒頭は頭語で始まり末尾は結語で結びます。結婚式の招待状には謹啓・敬具(敬白)が一般的です。●招待状本文について
「慶事には終止符を打たない」という考えから、文章には句読点をつけずスペースで代用します。なお段落を変える際も文頭の文字下げは避けましょう。●招待状文例
差出人が本人の場合
謹啓 皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては日頃お世話になっている皆様に
末永いお力添えをいただきたく
ささやかですが小宴を催したく存じます
おいそがしいところ誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席くださいますようご案内申し上げます
敬具
20◯◯年◯月吉日
(新郎)(新婦)
記
日 時 20◯◯年◯月◯日(◯曜日)
時 間 挙 式 午前◯時~
披露宴 午前◯時~
場 所 ◯◯◯◯◯
東京都◯-◯-◯
TEL 00-0000-0000
お手数ながらご都合の程を○月○日までにご一報くださいますようお願い申し上げます
差出人が両親の場合
謹啓 皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます
さて このたび
(新郎父または母)(続柄)(新郎)
(新婦父または母)(続柄)(新婦)
の婚約が相整い 結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 幾久しくご懇情を賜りたく
披露をかねて粗餐をご用意いたしました
ご多用中誠に恐縮でございますが
何とぞご臨席賜りますようご案内申し上げます
敬具
20◯◯年◯月吉日
(新郎父または母) (新婦父または母)
記
日 時 20◯◯年◯月◯日(◯曜日)
時 間 挙 式 午前◯時~
披露宴 午前◯時~
場 所 ◯◯◯◯◯
東京都◯-◯-◯
TEL 00-0000-0000
お手数ながらご都合の程を○月○日までにご一報くださいますようお願い申し上げます
差出人が本人・両親の場合(本人主体)
謹啓 皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては日頃お世話になっている皆様に
末永いお力添えをいただきたく
ささやかですが小宴を催したく存じます
おいそがしいところ誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席くださいますようご案内申し上げます
敬具
20◯◯年◯月吉日
(新郎)(新婦)
ふつつかな二人のために幾久しくご鞭撻を賜りますよう
今後ともよろしくお願い申し上げます
(新郎父または母)(新婦父または母)
記
日 時 20◯◯年◯月◯日(◯曜日)
時 間 挙 式 午前◯時~
披露宴 午前◯時~
場 所 ◯◯◯◯◯
東京都◯-◯-◯
TEL 00-0000-0000
お手数ながらご都合の程を○月○日までにご一報くださいますようお願い申し上げます
差出人が本人・両親の場合(両親主体)
謹啓 皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます
さてこの度
(新郎父または母)(続柄)(新郎)
(新婦父または母)(続柄)(新婦)
との婚約が整い結婚式を挙げることになりました
つきましては幾久しくご懇情を賜りたく
披露宴かたがた粗宴を催したく存じます
ご多用中誠に恐縮ではございますが
何とぞご出席賜りますよう謹んでご案内申し上げます
敬具
20◯◯年◯月吉日
(新郎父または母)(新婦父または母)
これから二人で楽しく温かな家庭を築いていきたいと思います
ご報告とご挨拶をかねまして心ばかりの小宴を催しますので
ご多用中誠に恐縮ですがぜひご出席くださいますようお願い申し上げます
(新郎)(新婦)
記
日 時 20◯◯年◯月◯日(◯曜日)
時 間 挙 式 午前◯時~
披露宴 午前◯時~
場 所 ◯◯◯◯◯
東京都◯-◯-◯
TEL 00-0000-0000
お手数ながらご都合の程を○月○日までにご一報くださいますようお願い申し上げます
封筒にはる切手
慶事を利用しましょう。返信はがきには52円の切手を貼りましょう。封筒には郵便局で重さはかった上で82円切手もしくは92円切手を貼るようにしましょう。
切手を貼る位置
横書きした封筒には右上に、縦書きした封筒には左上に貼りましょう。封筒の宛名書き
宛名書きは、筆かペンが一般的です。プリンタで印刷する場合は楷書体フォントを使用しますが、気持ちが伝わるように手書きをするほうがよいでしょう。招待状の差出人
親名義や新郎新婦名義、連名などの選択肢があります。地域の風習やご両家の考え方がございますので、差出人を決めるときはご両親に相談することをお勧めいたします。招待状文例
- 2019.03.05
- 23:56
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